里山の風景
100年に1度の台風第10号が過ぎ去って、朝夕はすっかり涼しくなった。
少しずつ日の出の時間が遅くなっているので、例年なら暗いうちから散歩に行かないといけないが、今年はコロナの影響で時差出勤をしているので、明るくなってからゆったりと散歩ができる。
こう言っちゃ何だけど、巷では、コロナのおかげでなかなか進まなかったリモートワークや時差出勤が一気に進んだ。
残念ながら、田舎のわたしの職場ではリモートワークまではいかなかったが、時差出勤は導入され、1時間遅く出勤OKとなったことは、本当にありがたい。
先日、朝の散歩のときに、懐かしく感じる草花に気づいた。

この光沢の実をを集めて、おじゃみ(お手玉)の中に入れて遊んでいた。見ていると作りたくなってうずうずする。
でも、子どもがいるわけでもなし、想像だけにしておこう。
散歩道沿いにはそれほど群生はしていないので、おじゃみを作るほどはとれないかな。

こちらは、この花の形状が独特だなと気になっていた植物。
いろいろ調べた結果、おそらく、『キカラスウリ』だろうという結論に達した。
実がなればはっきりするので、楽しみ。道沿いの畑の柵に絡まっているので、実をとることはできないから、見るだけ。


ヒガンバナは赤が定番だけど、最近は流行りなのか、オレンジやクリーム色のヒガンバナが目立ってきた。
毎年、欠かさず、日が短くなったら、必ず花芽を伸ばすのだから、植物のDNAって不思議だ。
何気ない里山の秋の風景にしみじみとしてしまった。歳をとった証拠だろうか。